立体駐車場の防音・防振に最適
「アコス防振システムAVS-1」は特殊システムにより、建築物に設置される機械の防振支持対策用に開発されました。小型~大型機械まで、また立体駐車場のように荷重が変動する場合などには最適なシステムです。
従来工法の問題点
土地の有効利用で立体駐車場が増え、振動レベルの大きい設備機械が室内に設置されることが多くなりました。集合住宅やホテルの寝室や居室などの室内騒音が低い場所で、苦情となっている場合があります。
これは建築物に設置される設備機械の振動が構造体に伝わり、固体伝搬音となって建物内の各室に伝達、騒音として放射されるためです。
この現象を防止するには機械を有効な方法で防振支持し、振動の構造体への伝達を低減しなければなりません。従来の防振架台では最適な荷重で最適な固有振動数が得られるようになっており、上部の機械の変位や積載荷重の変動には対応できず、防振性能が低下してしまう場合があります。
これらの問題の改善策、それが「アコス防振システムAVS-1」
「アコス防振システムAVS-1」は球形防振ゴムを使用し、固有振動数を任意に設定できる上部機械の変位や、搭載荷重の変動によって防振性能が低下しないような特殊システムを採用
立体駐車場のように自動車の台数が変動する場合などには、最適なシステムです。
「アコス防振システムAVS-1」は小型機械から立体駐車場などの大型機械まで、機械に合わせてもっとも有効な防振システムを随時設計、ご提供しご好評を得ております。
アコス防振架台AVS-1の用途
・アコスターパネルは厚さ25mmの高密度グラスウールボードに、建築物に設置される機械(クーリングタワーなどの空調機器やポンプなどの回転機器)をはじめ、機械の防振架台、防振床に向いています。立体駐車場のように搭載荷重(自動車の台数)が変動する場合などには、最適なシステムです。
アコス防振システムAVS-1の特徴
上部加荷重の大きさに関係なく、変位置を自由に設定できます。これにより、上部加荷重が軽量でも変位量を大きく設定でき、固有振動数を十分に低くできるため、良好な防振効果が得られます。
上部加荷重の変動による変位置の差が少なくでき、かつ大きな変位置を得ることができます。したがって、上部加荷重の変動による固有振動数の変化が少なく、防振性能の低下が最小限に抑えられます。
浮床を構成するための荷重は、ボルトセットによりあらかじめ設定されるため、防振システムには荷重がかかりません。それにより、床にかかる荷重負担が少なくてすみます。
この防振システムは、機械セット後のメンテナンスが可能で、機械を取りはずすことなく防振ゴムの交換ができます。
あらかじめ、たわんだ状態に圧縮でき、すえ付け時の変位差が少ないため装置を正確に設置することができます。
アコス防振システムAVS-1規格
「アコス防振システムAVS-1」の規格寸法は、下記の3種類御座います。
特注製作
※規格外寸法として、下記の仕様での特注製作が可能です。
規格品とは取り扱い方法が異なりますので、ご相談下さい。
※機械式駐車場以外にも応用できます。