工場の防音工事

〜工場騒音のケースに合った最適な技術をご提案します〜

工場の多くは事務所を併設していることが多く、大きな作業音を発する工作機械の音や振動をカットし、快適な作業空間を実現して欲しい、という要望を多くいただきます。
音の発生源はさまざま-なおかつ、製造ラインの変更などに応じて、フレキシブルに移動可能な設計にするなど、多くの経験に裏打ちされた騒音・振動対策を提案します。

工場の防音工事でこんなお悩みありませんか?

・騒音の大きい製造ライン上に検査室を設置したい
・作業環境騒音が大きく、イヤホンをつけて作業してるので不自由を感じている

工場の防音工事4つのポイント

①遮音

工場の作業環境騒音対策:工作機械の音を遮断する。
製造ライン上の異音検査室:製造ラインの音を遮断する。

②防振

個体伝搬音を防ぐ事で遮音性能を向上する。

③吸音

工場内の騒音を減音する。
余計な反射音がなく、製品の異音が明瞭に聞こえる事。

④室内騒音

室内の静けさを保つ。

①遮音

遮音は室内の音が外部へ漏れない様にすること、外部の音が室内に入らない様にすることが基本となります。作業環境騒音(※1)対策の場合、工作機械などの騒音レベルを目安に遮音性能を設定して行きます。製造ライン上に設ける異音検査室などの場合も製造ラインの騒音レベルを基に検査室内部の許容騒音を目標に遮音性能を設定して行きます。

※1:労働省(当時)では、各事業場において実施すべき騒音障害防止対策を体系化し、騒音障害に従事する労働者の健康障害防止を推進するとともに、事業主へ騒音レベルの低減化を促すため、「騒音障害防止のためのガイドライン(平成4年10月1日付 基発第546号)」を策定しました。

部屋の防音性能は、D値という遮音性能の等級で評価されます。D値と人の聞こえ方(感じ方)の対応はおおよそ下記表のような関係になっています。これにより、隣室の使用条件によって必要な防音性能は変わりますが、D-30~D-40程度が目標値となります。

遮音性能D値とは

遮音性能の評価として、図-1に示すJIS A 1419-1(2000)『建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法−空気音遮断性能』に示される空気音遮断性能を評価するための基準曲線を用いて評価します。各周波数における測定値をプロットし結んだ曲線に対して、等級曲線を全て上回る等級曲線をその等級と評価します(各周波数2dB許容)。図-1で示した例ではD-40となります。また、遮音等級D値について表-2の評価表(日本建築学会推奨基準)を用いて評価します。

図-1 空気音遮断性能(遮音等級曲線)
表-2 空間平均音圧レベル差に関する適用等級

②防振

工作機械などで振動を伴う物もあり建物を振動させます。これを抑える為には防振構造と言って部屋を浮かせる必要があります。

具体的には、防振ゴムを使用して床や天井を浮かせる構造となり、防振と言ってもただゴムを挟めば良いと言う訳ではなく、建物や選定した遮音構造に応じた適切な防振ゴムの選定が必須となります。即ち適切な防振設計が部屋の遮音性能に大きく影響します。適切な防振ゴムではない、あるいはグラスウールを敷いただけの浮き床の場合、低音域で共振してしまい重低音は聞こえると言う現象が起きます。仮に遮音性能はD-65を満たしていても、D値は125Hzからの規格ですので、それ以下の周波数はかなり悪い遮音性能となってしまいます。

遮音・防振と言っても建築物の条件や使用する材料について、音響的に専門的な知識や経験が必要となります。

③吸音

工場室内の壁・天井の吸音性能を高め、室内騒音レベルを低減します。工場内の仕上げが反射性の材料の場合は、周波数によっても異なりますが、5~10dB程度の減音効果があります。全体域の騒音レベル(オールパス)の数字では、あまり下がらない場合でも、高音域だけ減衰し聴感上嫌な音域が低減出来たなどの効果は期待できます。したがって、作業環境騒音の改善に有効な方法です。また、外部に防音壁を設置する減音効果に匹敵する効果が見込まれる場合もあり、費用がかかり、場所などの条件に制約を受ける防音壁を設置する前にご検討ください。高音域の吸音は、比較的薄いグラスウールのような材料で施工できますが、周波数が低い場合は、空気層が必要となるためスペースが必要となります。

④室内騒音

製造ライン上での異音検査室などの場合、測定する音源の最小レベルより-10dBの室内騒音が理想です。製品の音が低い程静かな環境が必要になります。

室内騒音については設置予定場所の環境騒音を事前調査し十分検討した上での設計が必要となります。

工場の防音工事の費用

6畳間で150万円〜

工場の防音工事導入までの流れ

お客様のご相談・お申し込みから、設置・施工完了までの流れをご説明します。
下記の流れは一例です。そのほかに必要な工程などがありましたら、ケースに応じて対応することも可能です。

STEP1

ご相談

音に関するお悩みや防音工事に関することなら何でもお気軽にご相談ください。
また、お部屋の目的やご要望をお聞かせください。

STEP2

計画・設計

お部屋の広さ・構造・音源の種類など各条件をもとに、音響性能を綿密に考慮した基本設計案を作成いたします。

STEP3

ご提案

ご要望・ご予算に合わせ、最適なプランをご提案させていただきます。この際に遮音性能、環境騒音など音響諸条件について計算してご説明いたします。

STEP4

ご契約

関設計案・お見積書を十分にご検討いただき、ご契約をさせていただきます。

STEP5

施工

ご経験豊かな弊社スタッフが、責任をもって施工をいたします。

STEP6

音響測定

設計通りの音響性能が担保できているか測定して確認いたします。

STEP7

アフターケア

施工後のメンテナンスは、万全の体制でおこないます。

工場防音工事実績

三菱自工丸子工場エンジン試験室騒音対策工事1985年4月
ペルメレック電極プラズマ室防音工事1985年6月
大日精化東京港場振動ミル防音室工事1986年10月
日本コロンビア川崎事業所試験室工事1988年12月
松下精工実験室防音工事1989年3月
日本ビクター大倉工場騒音対策工事1989年4月
嘉手納基地ジェットエンジンテストセル防音工事1989年12月
第二精工舎松戸工場試験室音響設計コンサルタント1992年1月
松下通信 松本工場ライン検査室防音工事1996年10月
松下通信佐江戸工場製造ライン試験室防音工事1997年6月
松下通信花巻工場試験室防音BOX工事1997年8月
三菱自工川崎工場防音BOX設置工事1997年11月
日本ビクター横浜工場製作機器防音BOX工事1998年8月
松下通信工業㈱花巻シールドルーム&シールドBOX工事1998年11月
富士通シールドBOX工事1999年2月
タイ本田技術研究所シールドリスニングルーム1999年2月
松下通信工業㈱松本工場防音パネル工事1999年3月
日本ガイシ㈱ ディスク検査装置防音カバー1999年5月
東洋鋼鈑㈱ ディスク検査装置防音カバー1999年7月
NTT武蔵野レントゲン室工事1999年9月
松下通信工業㈱松本DVDデッキ検査用防音室1999年12月
松下通信工業㈱松本IDC検査用防音室2000年3月
コマツビル防火パネル工事2000年4月
三菱化学㈱水島事業所 ディスク検査装置防音カバー2000年5月
倉敷化工(株)除振台防音BOX2000年7月
北海道職業能力開発大学校冷却ブローア用防音BOX2000年8月
日立製作所小田原工場 ディスク検査装置防音カバー2000年8月
㈱フジミインコーポレーテッド ディスク検査装置防音カバー2000年8月
倉敷化工㈱低騒音対策防音BOX工事2000年9月
松下通信工業㈱松本24LINE検査用防音室2000年9月
ジデコフィリピン防音室設置工事2000年9月
NTT武蔵野通信研究所防音室工事2000年9月
昭和アルミニウム(株)騒音測定2000年9月
松下通信工業松本工場環境試験ライン中間槽用防音室2001年1月
大信製作所マシニングセンター室防音工事2001年1月
松下電器AVC社宇都宮断熱パネル工事2001年4月
ミネベア防音ボックス2001年9月
ソニー品川 非磁性防音ボックス2001年11月
IMV加振機用防音ボックス2002年9月
室伏製作所㈱研磨機防音室工事2002年11月
日本カバ 防音ボックス設置工事2004年2月
松下電器産業(株)松本工場 防音室設置工事2005年3月
理化学研究所防音ボックス設置工事2005年3月
NEC相模原工場音響内装工事2006年5月
松下電器産業(株)松本工場 防音小箱2006年5月
東京大学 大学院工学系研究科 エンジンエンクロージャー防音室2006年8月
松下電器産業(株)松本工場 防音小箱2006年8月
東京大学 大学院工学系研究科 サーバー用防音室2006年12月
東京大学 大学院工学系研究科 エンジンエンクロージャー防音室2007年3月
松下電工(株) 防音ボックス2007年3月
松下電器産業(株)松本工場 防音小箱2007年10月
吉野石膏(株) 千葉第三工場 NNA架台 防振装置(AVS-1)2007年12月
松下電器産業(株)松本工場 防音小箱2008年3月
ロームワコーデバイス 真空ポンプ防音カバー2008年3月
松下電器産業(株)佐江戸工場 防音室移設2008年4月
松下電器産業(株)藤沢工場 検査用防音ボックス2008年4月
富士電機ディスク検査装置防音ボックス移設工事2008年5月
松下電器産業(株)松本工場 防音小箱2008年5月
アールインバーサーテック 組立式防音室・防音箱2008年11月
松下電器産業(株)松本工場 防音小箱2009年1月
タイ富士通ゼネラル組立式防音室2009年2月
松下電器産業(株)藤沢工場 防音室・防音ボックス移設2009年4月
大日本印刷 防振床工事2010年1月
パナソニック松本工場 防音ボックス2010年1月
トヨタ紡績 防音室2010年1月
パナソニック松本工場 防音ボックス移設工事2012年2月
サカセ化学工業 防振床工事2013年11月
パナソニック松本工場 防音箱2014年2月
坂本工業 試験設備用防音カバー2015年3月
パナソニック松本工場 防音箱D-25型 1台2015年8月
資生堂 粉砕機 防音工事2016年12月
アサヌマコーポレーション相模原研究所 防振床工事2017年1月
ブラウンテクノロジーズ 衝撃試験機 防音室2017年3月
パナソニック松本工場 防音箱D-25型 1台2018年3月
パナソニック松本工場 防音箱D-25型 2台2018年4月
資生堂 粉砕機 防音工事2018年8月
パナソニック松本工場 防音箱D-25型 4台2018年8月
埼玉県産業技術センター 衝撃試験装置防音室工事2018年12月
パナソニック松本工場 防音箱D-25型 1台2019年2月
パナソニック松本工場 防音箱D-25型 1台2019年5月
パナソニック松本工場 防音箱D-25型 2台2019年6月
パナソニック松本工場 防音箱D-40型 1台2019年7月
PASAP(タイ)向け防音箱 D-25タイプ2020年6月
大日本印刷㈱上福岡工場 振動測定2021年3月